廃棄0プロジェクト第5弾は、
大妻女子大学 家政学部被服学科 染色デザイン研究室の3年生のみなさんが、
5つの手法で廃棄衣料のアップサイクルに挑戦します。
今回のプロジェクトにあたり、大妻女子大学様でブランディアの取り組みについてレクチャーを行いました。
学生のみなさんは、ブランディアから送られた廃棄衣料を見て、
「こんなに綺麗な状態のものでも廃棄になるのか」とかなり驚いたそうです。
実際に廃棄になってしまうはずだった衣料品を見た上でレクチャーを受けることで、
より一層廃棄が身近になったようでした。
レクチャーでは廃棄0の取り組みのほか、日々の業務についてもお話させていただきました。
2021年1月~3月の期間で取り組んでいただいた今回のプロジェクト。
伝統と最新の技法を使い、廃棄衣料が様々なアイテムに生まれ変わりました。
その成果をこちらからご覧いただけます。
2021年1~3月の「未来と伝統をつなぐ」の取組を、さらに卒業研究として発展させ、
2023年1月22日に発表・展示が行われました。
その内容をご紹介します。
人々に廃棄衣料問題に関心を持たせるために、
廃棄衣料の代表的な素材であるTシャツからドレスを制作・展示を行いました。
1着1着の服を大事にする気持ちを喚起させることを目的に、
廃棄衣料から思い出のミニチュア服を作るサービス内容を提案しました。
大妻女子大学 家政学部被服学科 染色デザイン研究室
中川麻子准教授コメント
今回のブランディアさんとの取り組みは、学生たちがSDGsについての理解を深める機会であると共に、これまで大学で行ってきた服飾、染色、デザインの学びを実社会に向けて活かす場となります。
ブランディアさんからご提供いただく廃棄衣料に、伝統的な染色技法、デザイン的視点、学生ならではの自由な発想を組み合わせ、新たなものづくりに挑戦します。
混乱した世界が続く中、少しでも社会に貢献し、自分たちに出来る持続可能な取り組みとは何か?と問いかけながら、ブランディアさん、学生、教員一同となってプロジェクトを進めてまいります。