HUBLOT(ウブロ)のウニコムーブメント

ウブロといえば？

 ウブロは1979年に設立され、以来多くの有名人や著名人に愛用される確固たる地位を確立したブランドですが、皆さんはウブロと言えば何をイメージしますか？

 おそらく多くの方が真っ先に、「斬新なデザイン」を思い浮かべるかと思います。

 ウブロが世界的にその名を轟かせた最大の要因である「ビッグバンモデル」の発売以前から、斬新なデザインや今までに無い素材を取り入れる革新性と、 古き良き伝統を重んじたもの作りを融合させたフュージョンの精神から見てもウブロはデザインに特徴を持った時計ブランドである事に間違いはありません。

 しかし、逆説的に言ってしまえばデザインに関するイメージが強すぎると言っても過言ではありませんが、ウブロは開発技術力においても間違い無く超一流のブランドである事も紛れもない事実なのです。

 卓越した技術力の一端にしか過ぎませんが、今回はウブロが独自に開発したムーブメント、「ウニコ」に少しスポット当ててみたいと思います。

 ウブロに対して今までに無いブランドイメージを持つきっかけになるかも知れません。

ウニコムーブメントとは？

 ウブロが独自に開発したムーブメント、「ウニコ ムーブメント」はマニュファクチュールであり、ネジの１本から完成に至るまでの製作工程やパーツ作成に至るまでの全てが自社完結のものです。

 開発には４年もの年月が費やされており、珍しくムーブメントのダイアル側にストップウォッチ機能を制御するコラムホイールが付属されており、 その圧倒的信頼性からサッカーの試合で審判が正式に使用するモデルまで発売されています。

 また機械式時計のパワーリザーブは平均しては50時間前後となっていますが、ウニコは70時間の動作を可能にしたことで実用性も高く、 時刻を確認する際に時計内部の動きをよく確認できるようにしたいというマニア心を汲んだ幾何学的カットまで施されています。

 ウニコムーブメントを搭載した商品にはそれぞれそのムーブメントの名が冠されています。

 前述したように多様なデザインを輩出し続けているウブロですのでホワイトカラーのシンプルなものから、装飾を施した限定品までも数多くのラインナップが存在します。

 ウブロを購入・目にする機会があればデザインは勿論のこと、ムーブメントにまで細かく目を向けてみるのも面白味が非常に増しそうですね。