ダウンジャケットで世界を席巻『MONCLER(モンクレール)』

Brandear

モンクレール(MONCLER)

人気ブランド「MONCLER(モンクレール)」の【ダウンジャケット】の人気の秘密や豆知識などブランディアならではの視点でご紹介させていただきます。

フランスを代表する一流ブランドへ

MONCLER(モンクレール)ダウンジャケット
 モンクレールのダウンジャケットの歴史は、アルピニストたちへのウェア提供から始まりました。彼らを中心に徐々に信頼と名声を高めていき、1968年、ついに地元フランスで開催された冬季グルノーブルオリンピックでフランスナショナルチームのオフィシャルウエアとして採用されたのです。

 このことがきっかけでモンクレールの名は世界中に知れ渡っていくこととなりました。そしてまさにこのとき、トリコロールカラーの「おんどり」がモチーフとなったモンクレールロゴが誕生したのです。ちなみに、「おんどり」はフランスの国鳥に指定されており、モンクレールのダウンもこのロゴマークを見ればひと目でフランスブランドと判別できるデザインとなっています。

 このようにアルピニストやスキーヤーから信頼を得たモンクレールのダウンジャケット。もちろん、ハイスペックな保温性などダウン本来の機能も兼ね備えています。

 ダウン(羽毛)はフランス規格協会による厳しい審査基準をクリアした高級ホワイトグースの産毛を使用。そして驚くべきことに、各部位に使用されるダウン(羽毛)の量がグラム単位で厳密に決められているんです。

 モンクレールのダウンは職人の手作業によって仕上げられ、それにより、身体のラインに沿ったタイトシルエットと保温力の両方を兼ね備えた最高のダウンウエアが完成するのです。

キーワードは「タイトシルエット」

MONCLER(モンクレール)ダウンコート
 一般的にダウンジャケットといえばボリューミーでかさばるといったイメージがあります。しかし、前述の通りモンクレールはダウンジャケットの概念を崩すようなタイトなシルエットになっており、まさにそれこそが、今日タウンユースでも受け入れられる要因になったのだと思います。

 レディースモデルでは丈が長めのダウンコートが人気です。ウエストがシェイプされていることで裾がフレアになるAラインの女性らしいシルエットが定番モデルになっている「エルミンヌ(HERMINE)」や、まるでトレンチコートを彷彿とさせるようなスタイリッシュなシルエットの「ロムニー(ROMNEY)」などファッションに取り入れやすいアイテムが揃っています。

 また、メンズモデルでは対象的に丈が短めのタイプが人気です。光沢のあるシャイニーナイロンを使用した「マヤ(MAYA)」「エベレスト(EVEREST)」「K2(ケーツー)」などは日本におけるモンクレールブームの火付け役とも言われている存在たちです。

 特に「エベレスト(EVEREST)」は、有名アイドルがドラマで着用していたことで、プレミア価格で売買されるなど異常とも言える社会現象が起きた話題のアイテムです。

 そしてこれは人気ブランドの宿命なのかもしれませんが、モンクレールのアイテムは世界的に偽物が流通しているのも実情です。タグやロゴなどで判断できるあからさまものもあれば、精巧に作られたものまで様々です。もしお手持ちのアイテムに不安を感じていらっしゃるのであれば、モンクレールの公式サイトが提供しているシリアルコード称号システムなどで確認してみるのもいいかもしれません。

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