新鮮・華やかバケットバッグ!LOUIS VUITTON(ルイヴィトン)の「ネオノエ」

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新鮮・華やかバケットバッグ!LOUIS VUITTON(ルイヴィトン)の「ネオノエ」

人気ブランド「LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)」の【ネオノエ】の人気の秘密や豆知識などブランディアならではの視点でご紹介させていただきます。

伝統の定番に、ちょっとした新風

 ルイヴィトンは今でこそファッションに関わるものなら何でも作って売っているブランドですが、創業当時は旅行用バッグの製造業者でした。1876年、創業者ルイの息子ジョルジュの代にルイヴィトンはパリ万国博覧会で銅メダルを獲得し、一躍世界的な有名ブランドになりました。その後ヴィトンのバッグを模倣する業者が後を絶たなかったために考案されたのが市松模様に「LOUIS VUITTON」のロゴが入った「ダミエ」ラインであり、さらにダミエ・ラインもまた模倣する業者が続々と現れたため、1896年に「LV」と星と花を散りばめた模様がヴィトンのトレードマークになりました。これが「モノグラム」ラインです。それ以後ルイヴィトンは順調に事業を拡大し、現在も世界的なスーパーブランドとして君臨し続けています。

 さて、ファッションブランドにとって、アーティスティック・ディレクターの交代は、ある意味大事件かもしれません。その事件は2013年に起きました。マーク・ジェイコブス氏に代わってニコラ・ジェスキエール氏がルイヴィトンのアーティスティック・ディレクターに就任したのです。ジェスキエール氏は、マーク・ジェイコブス氏のような際立った個性の持ち主ではないようですが、優れたデザイナーであり、ルイヴィトンの歴史と伝統を評価し尊重しています。

 例えば、ジェスキエール氏の指揮下で「パームスプリングス バックパックMINI」という商品が生まれました。これまでにもモノグラム・キャンバスのリュックサックと言えば「モンスリMM」などがありますが、「パームスプリングス バックパックMINI」は極めて愛らしい小ささで、多くの女性の支持を集めています。

 また、長らくルイヴィトンのバッグの定番として愛されてきた巾着型のバッグ「ノエ」の新バージョン「ネオノエ」が発表されました。こちらもモノグラム・キャンバスが用いられたラインですが、デザインのアクセントにピンクやオレンジなど鮮やかなビタミンカラーの牛革が使用されており、華やかな展開になっています。

「ノエ」と新作「ネオノエ」ここが違う

LOUIS VUITTON(ルイヴィトン)/ショルダーバッグ/ネオノエ
 ルイヴィトンのロングセラーのショルダーバッグ「ノエ」は、元来シャンパンボトルを入れて運べる丈夫なバッグとして生まれたアイテムです。バッグとして丈夫なだけでなく、どんなファッションにも合わせやすい形と中に入れるものを選ばない使い勝手の良さが愛され、バケットバッグの流行を生むとともに、ルイヴィトン商品の定番の一つとなりました。

 では「ノエ」と比較しながら、新作「ネオノエ」の仕様を詳しく見てみましょう。まず素材ですが、「ノエ」はモノグラム・キャンバスとダミエ・アズール、それにエピ・レザーで展開しており、特にバリエーションに富んだエピ・レザーのカラー展開で人気があります。一方、新作の「ネオノエ」は今のところモノグラム・キャンバスだけですが、ドローストリングとバッグ内部が配色カラーになっており、ピンク・オレンジ・レッド・ブラックの四色が展開されています。

 次にサイズですが、「ノエ」は、「ノエ」「プチノエ」「ノエBB」「ナノ・ノエ」の四種類のサイズがあります。最も大きな「ノエ」は幅26×高さ34×マチ20センチと大容量で、750ミリリットルのシャンパンボトルが5本も入ります。

 これに対し「ネオノエ」のサイズは今のところ一択で、幅26×高さ22×マチ27センチと、ほぼ「プチノエ」と同程度の容量です。とはいえ女性の普段使いのバッグとしては、充分使い勝手の良いサイズではあります。

 そして「ネオノエ」の最も特筆すべき特徴を2つ挙げるなら、それは中仕切りを兼ねたファスナーポケットと、長さの調節ができるストラップです。「ネオノエ」のストラップは長さの調節により、一本で通常のショルダーバッグ用にもクロスボディ用にも使用することができるので、ストラップを付け替える必要がなく便利です。

 このように、ちょっとした改良であっても、使い勝手が良くなるのはルイヴィトンのファンにとって嬉しいもの。今後の「ネオノエ」の展開にも注目していきたいところです。

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