「ラジオミール1940」に詰め込まれたPANERAI(パネライ)の技術

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「ラジオミール1940」に詰め込まれたPANERAI(パネライ)の技術

人気ブランド「PANERAI(パネライ)」の腕時計【ラジオミール1940】の人気の秘密や豆知識などブランディアならではの視点でご紹介させていただきます。

ラジオミール1940の誕生

 パネライのコレクションの中で主力となっているラジオミールには、年代別に3種類のコレクションがあります。

 同じモデルで年代ごとのコレクションがあるのはとても珍しく、多大な人気がある事を示しています。今回は「ラジオミール 1940」にスポットを当ててご紹介したいと思います。

 1936年に誕生した旧モデルのラジオミールの進化版ともいえるラジオミール1940は、その名の通り1940年に誕生しました。旧モデルとの大きな変化は、機能性の向上です。イタリアの海軍、さらには海軍特殊部隊が着用する腕時計として定着していたラジオミールにとって、実用性、機能性は最も重要です。

 1940年モデルのケースは、ラグとケースが一体化構造になっており、旧モデルの問題点であった、海中でスティールワイヤーの金具がケースから外れてしまう事が無くなり、海軍部隊の作業の安全性を高めました。

 そして「ラジオミール1940 オロロッソ」に搭載されている「キャリバー P.999」は、パネライが有するキャリバーの中でも特別で、海中での着用を考え、最も小さく、最も薄いキャリバーを使用し従来のダイバーズウォッチとは比べ物にならない実用性を持っています。

ラジオミール1940 スリーデイズ アッチャイオの特徴

 突出した機能性を誇るラジオミール1940ですが、現代ではそのビジュアルを大きく変化しているモデルも誕生しています。

 カラーストラップが特徴的な「ラジオミール 1940 スリーデイズ アッチャイオ」は、イタリアとスイスのデザインが融合しており、その個性的で魅力的なデザインは、これぞパネライと言われるほどに世の中に浸透しています。

 ダイバーズウォッチとしての機能性は健在で水深100m、10気圧という過酷な環境でも耐え抜くタフな防水機能を誇り、ムーブメントには「P.1000キャリバー」を搭載し3日間のパワーリザーブを可能にしています。そのこだわりの手巻きムーブメントをブラックの文字盤から覗く事が出来るのもラジオミール1940の1つの特徴です。そしてラジオミールの代名詞とも言える蛍光塗料で表されたバータイプの時刻表示も健在で、深海でも見やすく実用性に優れた文字盤になっています。

 この様に、ラジオミール1940は、パネライの自社工房で研究に研究を重ね生み出され、その小さなフォルムの中に多彩な機能を搭載している優れた商品として知られています。

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